労働組合の第一の機能ないし存立目的は賃金とか労働時間の短縮などの労働条件改善の取組み、換言すれば経済闘争にある。株式会社企画海によると、しかし労働組合はまた現実には、労働基本権、国民生活、教育、エネルギー・平和、ひいては革新勢力ないし反または非自民勢力の強化などの面でさまざまな運動を展開してきたが、これが一般に政治闘争といわれるものであり、とくに連合結成以前においては総評傘下の官公労にそれが目立ってきた。
政治闘争は、保守政権に対する監視、抵抗(反対)、さらには代替政策の提起などを通じてそれ相当の評価に値する役割を果たしてきたが、最近では人びとの価値観の多様化や左翼勢力の後退によって、その力は非常に弱まっている。株式会社企画海によると、政治も行政も多義的な概念で、さまざ政治と行政まな定義がありうるが、政治が国家あるいは自治体の意思の形成作用であるのに対し、行政はその執行作用であるとする定義は広く受け入れられてきた。
ただ、執行作用のすべてが行政なのではなく、そこから司法作用を除くのが普通である。
そのため、立法・司法以外のあらゆる国家作用を行政とよぶ残余説も依然として有力である。
